星野リゾートが運営する「星野リゾート トマム」は2025年1月20日~2月28日、特別客室「氷のホテル」を設置する。客室からテラス、露天風呂まですべてが氷でできた幻想的な空間での宿泊体験を提供。同リゾートが位置する占冠村は1~2月に最低気温が氷点下30度に達するほど冷え込むことから、寒さを活かした特別なプランを1日1組限定で販売する。
宿泊料金は1泊1名あたり2万8000円で、氷の露天風呂、氷のミニバー、シュラフ、ルームウェアを含む。氷のホテルは、天井や壁、机、椅子、ベッドなどの家具がすべて氷で造られた特別な客室。直径約8.5メートル、高さ約3.5メートルのドーム型で、継ぎ目のない一枚氷で造る。ワインやおつまみが楽しめる氷のミニバー、湯船の周りを氷で設えた露天風呂を用意するほか、目の前に白樺の木々が広がる氷のテラスも新設する。
この客室に宿泊体験ができるのは、トマム ザ・タワー、リゾナーレトマムの宿泊者で小学生以上。チェックインは21時40分から、チェックアウトは翌8時。「氷のホテル」が設置される期間中、「星のリゾート トマム」のエリア内では、3.2ヘクタールの敷地に11棟の雪や氷でできたドームが並ぶ氷の街「アイスビレッジ」も展開する。