スタートアップのBashow社は2024年11月1日から、埼玉県さいたま市内をクルマなどで移動中の人に、その場所周辺のトピックを音声で案内するスマホアプリ「Bashow」の実証実験を開始した。さいたま市の2024年度「スマートシティさいたまモデル」構築事業費補助金の対象事業。
アプリで音声案内するトピックは、「そこに○○というお店がある」のような年中変わらない情報ではなく、複数のAIを組み合わせることで「そのお店では○○というメニューが人気」など、日々変わるニュースやイベント情報も提供する。
利用は無料で、対象は大型ショッピングセンターやマンションが建ち並ぶ美園地区を中心としたさいたま市全域。特に美園地区は新婚夫婦をはじめ転居して間もない世帯が多いことから、同アプリを通じ、地域とのつながりや愛着を深めることも目指す。なお、2024年度はiOSのみで実施する。