2025年開業の東京「高輪ゲートウェイシティ」、鉄道や人流など街全体のデータ活用で快適サービスを提供

東日本旅客鉄道(JR東日本)は、東京・高輪ゲートウェイ駅周辺で再開発を進める「TAKANAWA GATEWAY CITY(高輪ゲートウェイシティ)」について、2025年3月27日に“まちびらき”すると発表した。

まちびらきの際には、南北約1.6キロにわたる全5棟のうち、第1弾として駅正面に位置し、オフィスや商業施設、MICE施設が入るツインタワー「THE LINKPILLAR 1(ザ・リンクピラー1 )」(南棟30階建て、北棟29階建て)が開業。また高輪ゲートウェイ駅も全面開業する。2026年春にはその他の棟も完成し、グランドオープン。街全体を「100年先の心豊かなくらしのための実験場」と位置づけ、国際交流拠点・品川の実現を目指す。

“まちびらき”とともに、街の中心ではにぎわいと交流の拠点「Gateway Park(ゲートウェイパーク)」を展開。マルシェやシアター、アートインスタレーションなど、さまざまなイベントプログラムを用意する。ナイトミュージアムやバーなど、ナイトタイムエコノミーの創出にも取り組む。また、2026年春には複合文化施設が「MoN Takanawa: The Museum of Narratives(モン タカナワ:ザ ミュージアム)」を開館。展覧会、ライブ・パフォーマンスなどを実施する。

また、「TAKANAWA GATEWAY CITY」では、商業、オフィス、レジデンスなど街全体の情報、さらにJR東日本が持つ鉄道運行データを蓄積し、ロボットプラットフォームや街独自のアプリを提供。街から得られるデータに加え、同社が持つ鉄道や駅、KDDIが有する人流データなどを蓄積・分析することで「TAKANAWAイノベーションプラットフォーム(仮称)」として快適なサービスの提供を図る。

報道資料より

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