日本観光振興協会、観光デジタルプラットフォームを企業向けに提供開始、データから地域の概況を把握

日本観光振興協会は、「日本観光振興デジタルプラットフォーム(デジプラ)」について、地域に加えて企業への提供を始める。デジプラは、観光に関するデータを、地域が効率的かつ戦略的に管理するためのデータプラットフォーム。観光関連産業におけるデータ戦略の高度化やエビデンスに基づく政策立案(EBPM)を後押しする目的で構築されたもの。

現在、同協会が保有する全国の約12万件という日本最大級の観光情報と、30のマーケティングデータをあらかじめ搭載。ワンストップで可視化することができる。

統計やビッグデータから地域の概況を把握できるほか、国内・海外からの来訪者の強弱や変化、属性の把握、ターゲット選定に活用できる地域観光分析、隠れた資源の発掘や商品化をサポートする観光の魅力分析、他地域との比較分析などの機能を搭載。加えて、オーダーメイドよる専用ダッシュボードを構築することもできる。

デジプラは、観光庁観光DX事業に採択され、一部地域で実証を実施。現在のところ全国約100地域で利用されている。

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