中国の越境モバイル決済「アリペイ+」、日本の加盟店が300万件に、PayPayと共同で割引キャンペーンを展開

越境モバイル決済デジタルプラットフォーム「Alipay+(アリペイプラス)」は、日本を含む人気の旅行先でAlipay+の提携Eウォレットのユーザー向けに複数の限定割引キャンペーンも展開する。

Alipay+に接続する加盟店が日本全国で300万を超えた日本では、PayPayと共同で2024年12月20日から2025年1月10日までの期間、年末年始キャンペーンを実施する。このキャンペーンでは、居酒屋、和菓子店、駄菓子店、アニメグッズ店、宿泊施設などさまざまな加盟店が参加予定。Alipay、AlipayHK(香港)、GCash(フィリピン)、Kakao Pay(韓国)、Toss Pay(韓国)、Touch 'n Go(マレーシア)、TrueMoney(タイ)などの提携ウォレットのユーザーは、10%の限定割引(最大1000円または50元)を利用することが可能。さらに、Tinaba(イタリア)のユーザーには10%のキャッシュバック(最大20ユーロ)の特典も用意する。

また、2024年11月から2025年2月の間、AlipayHK、Kakao Pay、GCash、Toss Pay、Touch 'n Go、TrueMoneyを使用した旅行者は、全国の20以上の主要な加盟店で限定特典を利用することができる。対象となる加盟店には、免税店、百貨店、プレミアムアウトレットモール、家電量販店、ドラッグストアなどが含まれる。

さらに、東京スカイツリーや東京ソラマチ、東京ミズマチ、浅草エキミセなど浅草・スカイツリーエリアを訪れるGCash、Touch 'n Go、TrueMoneyユーザー向けには、4000円以上の購入時にその場で400円の割引を受けられる特典を用意。この特典は2025年2月28日まで有効で、ユーザーはキャンペーン期間中に最大3回まで利用可能となる。

現在、Alipay+は66か国・地域の約9000万の加盟店と接続。35のモバイル決済パートナーを通じて、タビナカでも自国で使い慣れた決済手段を利用できるサービスとして旅行者に決済サービスを提供している。

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