ANA「ユニバーサル MaaS」で交通と宿泊の一括手配を可能に、宿泊予約管理システムと接続

宿泊予約サイトを一元管理する「TEMAIRAZU」を提供する手間いらずは、全日本空輸(ANA)とユニバーサルデザインに基づく総合的な移動サービス「Universal MaaS(ユニバーサル・マース)」の共同プロジェクトを開始すると発表した。

ANAの「Universal MaaS」では交通事業者の介助依頼を一括でおこなう「一括サポート手配」を提供しており、「TEMAIRAZU」をシステム接続することで、バスやタクシー、鉄道、航空といった交通事業者の介助依頼手配と、宿泊施設の予約を一括で可能にする。旅行者が一括サポート手配に事前登録した特性情報と手間いらずが宿泊施設から収集したユニバーサルルームなどの施設情報を1つのサイト上で照会させることで、旅行者の障がいや希望に合わせた宿泊施設の手配をできるようにする予定だ。

2024年度は「一括サポート手配」と「TEMAIRAZU」導入済み施設との連携、建物入口から部屋までの段差、部屋内・共有施設内のバリアフリー調査を実施し、サービスの有効性や課題を抽出。2025年度に社会実装を目指す。手間いらずは今回の共同プロジェクトを機に、宿泊施設への「TEMAIRAZU」 の導入も拡大したい考えだ。

発表資料より

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