日系航空2社の年末年始、国際線・国内線とも前年比大幅増、予約率も8割越えに、ハワイと欧州が好調

ANAとJALは、2024年度年末年始(2024年12月27日~2025年1月5日)の予約状況を明らかにした。両航空とも、日並びが良いことから、国内線、国際線とも予約数は前年を上回り、予約率も80%を超えている。

国際線、ANAのハワイ線は過去最多

ANAの国際線予約数は、前年同期比16.2%増の24万1323人。予約率は同6.0ポイント増の83.4%。方面別では、特にハワイ行きが好調で、年末年始期間としては過去最多の2万3553人の予約数となっているほか、欧州方面の予約も同52%増と好調だという。

グループのLCCピーチ(Peach Aviation)を合わせた予約数は、同18.2%増の33万387人。

JALの国際線予約数は、同24.2%増の22万6089人。予約率は同9.4ポイント増の87.8%。予約数は全方面で前年を大きく上回り、特に東アジア路線が好調。ハワイ・グアム方面の予約数は、同9.7%増の2万2321人、欧州は同44.7%増の2万301人。

国内線、2社とも予約率8割超え

ANAの予約数は同17.2%増の146万6091人。予約率は同9.4ポイント増の82.6%。方面別では、北海道が同22%増と特に好調だという。Peach Aviationを合わせた予約数は同14.4%増の163万9376人。

JALグループの国内線予約数は同8.8%増の108万239人。予約率は同7.4ポイント増の81.3%。予約数は前年を超えて推移。方面別では、特に、北海道・関西・中国四国・沖縄方面が好調に推移しているという。

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