羽田空港、国内線旅客の施設利用料を値上げ、4月1日から大人1人450円に、2026年も再度値上げを予定

日本空港ビルデングは、羽田空港における国内線旅客取扱施設利用料を2025年4月1日搭乗分から値上げする。出発および到着旅客一人あたり、大人(満12歳以上)は、現行の370円から450円、小人(満12歳以下)は180円から220円になる。

羽田空港では第2ターミナル本館北サテライト接続部が今年3月に供用開始。また、安全対策(エレベーターやエスカレーターの耐震強化など)やCO2削減などの環境対策(AIスマート空調・LED照明設置など)といった施設整備のほか、自動運転モビリティの本格導入やデジタルサイネージ追加設置などを進めており、固定的費用や運用経費などの変動的費用が増加していることから施設利用料の値上げを決めた。

さらに、現在建設中の第1ターミナル北サテライトが2026年夏頃に供用が開始され、固定スポットが増加するが、同施設利用料の原価に大きく影響することから、再度、施設利用料の上限変更認可申請を行う予定にしている。

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