IHGホテルズ、欧州で都市型プレミアムホテルのRuby社を買収、20番目のブランドに、今年中に米国進出へ

IHGホテルズ&リゾーツは、欧州を中心にホテル運営をおこなうRuby SARL社から「Ruby」ブランドと関連知的財産を1億1050万ユーロ(約175億円)で買収した。Rubyは都市型ライフスタイルブランド。IHGにとって20番目のブランドとなる。

2013年に設立されたRubyは現在、ケルン、デュッセルドルフ、フランクフルト、ハンブルグ、ミュンヘン、シュトゥットガルト、ロンドン、ウィーン、ジュネーブ、チューリッヒのほか、イタリア、アイルランド、オランダで計20軒のホテル (3483室) を運営。さらに、10軒のホテル (2235室) の開業が計画されており、2027年末までに、エディンバラ、マルセイユ、ローマ、ストックホルムなどでオープンする予定。

Rubyホテルは、スタイリッシュでありながらリラックスした魅力を備え、ソウルフルなデザインと、その拠点となる都市に根ざしたストーリーが融合しているのが特徴。参入障壁が高く、スペースが限られている分野で、ホテル所有者にコスト効率が高く、適応性の高いプレミアムホテルコンセプトを提供している。

IHGは、今年末までにRubyブランドを米国で展開する計画。今後10年間では120軒以上、20年間で世界中で250軒以上を展開することを目標としている。

※ユーロ円換算は1ユーロ158円でトラベルボイス編集部が算出

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