HIS、雇調金問題を受けて、「子会社ガバナンス検討委員会」設置、子会社の統治方針を集中的に議論

エイチ・アイ・エス(HIS)は、、雇用調整助成金などの受給に関する問題を受けて、取締役会の諮問機関として「子会社ガバナンス検討委員会」を設置した。この委員会は、子会社の統治方針の見直しに関する議論を集中的に行う時限設置とし、 グループガバナンスの強化に向けた取組みを迅速かつ効果的に進めていく。その後、統治方針の運用状況の確認と改善は、リスク・コンプライアンス委員会が行うこととする。

また、リスク・コンプライアンス委員会を、子会社ガバナンス検討委員会と併せて諮問委員会とする。この委員会での検討事項は取締役会からの諮問事項だけでなく、 今回の再発防止策を推進する上で必要な項目を全て網羅することとする。

なお、不正受給があったと認められた連結子会社2社の関係役員に対する処分を決定。クルーズプラネット元代表取締役社長の小林敦氏は月額報酬の50%減額(5か月)、元使用人兼務役員1人については月額報酬の35%減額とする。また、欧州エキスプレスについては、代表取締役社長の古川豪己氏は月額報酬の30%減額(3か月)、取締役1人は月額報酬の10%減額(1か月)とする。

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