観光庁が発表した主要旅行業者の旅行取扱状況速報によると、10月の主要旅行業者62社の海外旅行取扱額は、前年比3.2%減の1974億2694万3000円となり、2カ月連続で前年を上回った。一部の旅行会社によると、中国、観光方面が引き続き低迷しているのが影響しているという。募集型企画旅行(旅行商品ブランド)の取扱額は2.2%減の656万8759万円。海外旅行の取扱人員も7.5%減の33万8316人。
国内旅行も1.6%減の3710億7694万5000円となり、2カ月連続でマイナス成長。外国人旅行は19.9%増の70億2108万円となったが、10年比では10.9%減となっている。