観光庁、観光関係は27.7億円-12年度第1次補正予算

観光庁は、政府が1月15日に閣議決定した2012年度の第1次補正予算13兆1000億円のうち、観光関係は27億7800万円であると発表した。インバウンド関係で10億400万円、観光地の再建・強化で15億6500万円となったほか、復興庁の計上で東北地方での旅行需要創出事業に2億900万円が盛り込まれた。

インバウンド関連の内訳は、個人旅行の促進が7億円、東南アジアからの誘客促進事業が1億円、ビジネス観光の促進が2億円。このうち、個人旅行の促進では航空会社や宿泊、旅行予約サイトと連携し、ウェブ広告等ネット上の情報発信や個人旅行特化型共同広告、地域との連携による旅行会社の招請事業を行なう。

また、観光地の再建・強化では、確実な商品化と情報発信を通して魅力ある観光地づくりを推進。旅行会社のバイヤーや地域活性プランナーなどの「目利き」の選定や試行ツアーの造成、情報発信等を実施する。

東北地方での需要創出事業では、東日本大震災で被害を受けた太平洋沿岸エリアと福島県を対象に、正確な情報や魅力の発信を強化。旅行需要の早期回復と滞在交流型観光を促進する。詳細は観光庁のホームページへ。

  • 観光庁 平成24年度第1次補正予算(観光関係)について
    https://www.mlit.go.jp/common/000235346.pdf

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