ハワイ州観光局(HTJ)によると、2013年5月の日本人渡航者数は前年比4.8%増の11万1432人となり、22ヶ月連続でプラス推移となった(ハワイ・ツーリズム・オーソリティ統計)。
目的別ではレジャー客が117.8%増の8万8489人、MCI(ミーティング、コンベンション、インセンティブ)が238.5%増の1万1025人で、特にインセンティブが572.7%増の9687人と伸び率が高い。マウイ島、カウアイ島へのインセンティブ旅行も2ケタの伸びだという。ただし消費額は一人1日当たりの消費額は5.6%減の289.3米ドルと減少しており、HTJでは円安の影響もあるとしている。
ハワイへの全渡航者数は3.7%増の64万5711人で、2011年以来の連続プラスとなった。主要のアメリカ西海岸は2.3%増の26万8120人、アメリカ東海岸は1.1%増の14万2530人で堅調に推移している。
このほか、オーストラリアが23.2%増、ニュージーランドが87.9%増、韓国が40.4%増と2ケタの伸びを見せた。これらの市場は航空座席数の増加により、2013年5月までの1年間でオーストラリアが11万8708人、ニュージーランドが96.5%増の1万4468人、中国が29%増の5万9762人、韓国が20.6%増の6万9267人と、急激に増加している。