カーニバル・コーポレーションは2013年9月2日に、カーニバル・ジャパン大阪営業所を開設する。プリンセス・クルーズの2014年度の日本発着クルーズは、サン・プリンセスとダイヤモンド・プリンセスの2隻体制で計42本の運航を計画しており、神戸発着では3コース9本のクルーズを設定。大阪営業所では、プリンセス・クルーズの関西、九州、沖縄など西日本地域での営業や顧客サポート全般を取り扱うという。
カーニバル・ジャパン代表取締役の木島榮子氏は関西市場について、「日本で2番目に人口が多く、長期にわたりクルーズ人口の成長が見込める」と期待を示す。外国客船の関西市場における配船としては過去最大規模といい、大阪営業所の開設はこれに備え、関西でのクルーズプログラムをサポートするのが目的だという。
大阪営業所の所長には、2005年からクルーズ・バケーションのセールスマネージャーを務めた、泉隆太郎氏が就任。パナソニックや瀬戸内海汽船など幅広いビジネス経験を有し、パナソニック時代には新オフィス開設の経験もあるという。