トリップアドバイザーは、「中国人旅行者に人気の海外旅行先トップ20」を発表した。これは、同社お中国版サイト「到到」(daodao.com)の中国本土在住者のエリア別訪問者数(2013年7月—8月期)をもとにランキングしたもの。上位20位に入った旅行先のうち、 前年比で4倍以上の増加となった急成長エリアは、京都が最大の580%、済州島 (570%)、コタキナバル(550%)、ハノイ(510%)となった。
なお、同社によると2013年の夏に「到到」にアクセスし、海外旅行に関する情報収集を行った中国人旅行者数(ユニーク・ビジター数)は昨年同期比で250%と大きな増加をみせており、トリップアドバイザー・チャイナの業務執行取締役リリー・チェンは「近年、中国本土の旅行者が、タイや台湾、韓国など、さらに遠い国に目を向け始めているのは、間違いない」と述べている。
人気海外旅行先上位20地域は次の通り。
【中国人旅行者に人気の海外旅行先 トップ20】 ()内は前年比の伸び率 ※は前年比4倍以上
1 香港、中国(50%)
2 プーケット、 タイ(250%)
3 台湾(350%)
4 バンコク、タイ(270%)
5 パリ、フランス(360%)
6 ドバイ、アラブ首長国連邦(210%)
7 マカオ、中国 (50%)
8 ソウル、韓国 (180%)
9 シンガポール、 シンガポール (170%)
10 バリ島、インドネシア(310%)
11 ローマ、イタリア (180%)
12 チェンマイ、タイ(180%)
13 ニューヨーク、アメリカ合衆国(280%)
14 ロンドン、イギリス(120%)
15 済州島、韓国(570%)※
16 ボラカイ島、フィリピン(360%)
17 京都、日本(580%)※
18 コタキナバル、マレーシア(550%)※
19 ハノイ、 ベトナム(510%)※
20 クアラルンプール、マレーシア(190%)