外務省が発表した「海外在留人数調査」(2012年10月1日現在)によると、海外に在留する日本人の総数は前年比5.6%増の124万9577人となった(3カ月以上の長期滞在者と永住者)。
このうち、長期滞在者数は7%増の83万7718人で、全体の67%を占める。特にアジアが3万226人増と顕著で、アジアの増加分は長期滞在者全体の増加分の約55%を占めている。次いで北米(1万8000人増)、西欧(1万2042人増)と続く。
一方、永住者は3%増の41万1859人。増加した地域は北米(6693人増)、大洋州(2761人増)、西欧(2707人増)となっている。永住者数、長期滞在者数の上位5位の地域は以下の通り。
【永住者数 2012年10月1日現在】
- アメリカ合衆国(41万973人)
- 中華人民共和国(15万399人)
- オーストラリア(7万8664人)
- 英国(6万5070人)
- カナダ(6万1854人)
【長期滞在者数 2012年10月1日現在】
- アメリカ合衆国(24万9683人)
- 中華人民共和国(14万7863人)
- タイ(5万4587人)
- 英国(4万8701人)
- オーストラリア(3万4333人)