JAL、2013年9月の国際線旅客数は5.7%増、上期はプラスに

日本航空(JL)の2013年9月の国際線旅客数は、前年比5.7%増の67万652人となった。有効座席キロ(ASK)の4.6%増に応じ、有償旅客キロ(RPK)も4.9%増加。利用率は79.7%となった。旅客数は2013年度に入り前年割れとなっていたが、7月以降はプラスに転じ、第2四半期は4.6%増の206万6123人、4月からの上期累計でも1.8%増の384万7675人となり、わずかだが前年を上回った。

9月実績を方面別で見ると、東南アジア線が7.7%増の25万2323人と大きく増加。利用率も前年より4.2ポイント増の80.6%となっている。そのほか、太平洋線が3.6%増の15万4013人、欧州線が1.6%増の6万2584人、オセアニア線が0.1%増の1万2390人と中長距離線で前年を上回った。

ただし、短距離線はASKを落とした結果、グアム線で1.6%減の1万3354人、韓国線で11.9%減の6万5988人とマイナスとなった。中国線は昨年の尖閣問題の影響を受けたが、今年はASKを10.7%増加し、旅客数は23.7%の10万9861人と回復傾向にある。



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