エミレーツ航空(EK)の貨物部門であるエミレーツ・スカイカーゴは、2013年ペイロード・アジア・アワードにおいて、「総合キャリア部門年間最優秀賞」を受賞した。この賞は、シンガポールを拠点とする航空貨物メディアであるペイロード・アジア誌によるもので、審査委員会による予備審査を通過した後、読者投票により決定。予備審査では路線網の充実度と成長戦略、2012年の運航実績、カスタマーサービス、製品革新のほか、市場リーダーシップや、対応の速さ、順応性などが評価された。
エミレーツ・スカイカーゴは、貨物機12機(ボーイング747-400 ERFが2機、777Fが10機)を運航しており、現在、定期貨物便は世界43都市に就航。また、2013年3月期決算(2012年4月1日〜2013年3月31日)において、路線網全体で210万トンの貨物を輸送し、エミレーツ航空の総輸送収益の15%を占める28億米ドルの売上高を達成している。
なお、同社は2013年カーゴ・エアライン・オブ・ザ・イヤー(エア・カーゴ・ウィーク誌)など、多数の国際的な航空貨物の賞を受賞している。