ソネバ・リゾート、CEOが語るインテリジェント・ラグジュアリー・リゾート

このほど、ソネバ・リゾートから創業者であるCEOソヌ・ダサニ氏が来日、自身の哲学でもあるスローライフとインテリジェント・ラグジュアリーのコンセプトについてプレゼンテーションを行った。

1995年にモルディブにソネバ・フシをオープンし、環境に沿うリゾートの贅沢さに世界の注目を集めて以来、10年間のシックスセンシズ・リゾーツ＆スパ経営を経て、ソネバという原点へ。50％がリピータであるというソネバ・リゾート。自らのリゾートアイデンティティを重んじて、２年半前にシックスセンシズ・リゾーツ＆スパを売却、原点でもあるモルディブのソネバ・フシとタイのソネバ・キリ、そしてこれからはスローライフが送れるリゾートを世に出していきたいというソヌ氏。

彼の言うスローライフとはSustainable-Local-Organic-Wellness Learning-Inspiring-Fun-Experiencesの頭文字を取ったもの。リゾートに着いたら、まず、履いていた靴はシューズバッグに入れて、自然の中でレアな体験をすることこそが、インテリジェント・リゾートであり、ラグジュアリーなのだという。例えば、夜風を楽しみながら外で上映する映画を楽しんだり、ミシュランのレストランの食事に匹敵するほどおいしいという農園で採れたての野菜のサラダを味わうことだったり、それを木の上にあるダイニングで楽しむことだったり、漁に出て釣った魚をビーチの地面を掘って料理して楽しむピクニックだったり。

紹介されたのは、まさにレアな体験ばかり。そのプレゼンテーションは、数多くのリゾートを知るプレスをも魅了するものだった。 新しいプロパティーとしてモルディブのソネバ・フシでは、来夏にソネバ・イン・アクアというチャーターボートをローンチする。中には２つのヴィラ・キャビン。底はガラスで海中が透けて見えるという、これもレアなステイを楽しめそうだ。