「現在の収入に満足していない」が7割、貯蓄100万円未満が過半数 -労働環境調査

日本法規情報株式会社は、同社が運営するサイトユーザーに対して「労働環境に関する意識調査」を実施、その結果「現在の収入に満足していない」が全体の7割以上にのぼり、また現在の貯蓄については、「100万円未満」が全体の過半数を占めていると発表した。

アベノミクスへの期待が高まり、景気が少しずつ回復しているといったニュースも増えてきたが、その一方で自己破産件数も増加の一途をたどっているというニュースもある。自己破産の要因としては、多重債務状態に加えて「仕事がない」「仕事はあっても収入が低い」という就労環境の悪化も大きな要因となっている。そこで日本法規情報株式会社は、同社が運営するサイト『自己破産相談サポート』『債務整理相談サポート』『借金返済相談サポート』の運用情報やユーザーへのアンケートを元に、就労環境問題に対する意識調査を行い、「労働環境に関する意識調査」を行った。

その結果、収入に関しては、「現在の収入に満足していない」が全体の73%、「現在の収入に満足していない」が全体の73%にのぼり、「現在していない」は18%、「現在の収入に満足している」は9%に留まった。また、貯蓄については、「100万円未満」が全体の52%を占め、「100万円以上の貯蓄がある」と答えた人は全体の28%にとどまりまったほか、「貯蓄はなく債務がある」と答えた人も6%にのぼっている。

このような結果から、同社は、景気回復の兆しが見えてきたと言われているものの、ほとんどの方にとっては依然として給料は厳しい実態が続いていることが浮き彫りとなったと結論づけている。


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