外務省、インド・デリーの大気汚染深刻化で注意喚起、PM2.5超えで 

外務省は、インド・デリーにおける大気汚染でPM2.5(1日平均値)のレベルがインドの基準値を上回っている状態であり、例年の傾向から今後も深刻化する可能性があるとして、注意を呼び掛けている。

デリーでは、例年、雨期が終わり気温の低下する時期から,大気汚染が顕著となる傾向にあるという。インド地球科学省地球システム科学機構が2月1日に公表した大気質に関する資料によると、デリーでは気温の低下により汚染物質を含む大気が低く停滞することで、この時期に大気汚染が深刻化。また,デリーの微小粒子状物質(PM2.5)の濃度(1日平均値の月平均)は,2013年11月(187.39μg/m3)、12月(163.76μg/m3)、2014年1月(183.29μg/m3)で、インドの基準値(1日平均値60μg/ m3以下)の約3倍となっていた。2月に入って汚染レベルは低下してきたものの、依然インドの基準値を上回っている。このため外務省では、不要不急の外出を控える、外出時にマスクを着用する、屋内では空気清浄機等を使用する、など、一般的な大気汚染対策を呼びかけている。


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