ネット利用がスマホにシフト、AmazonやYouTubeではPCと逆転

ニールセンが発表した、2014年2月のスマートフォン視聴率情報とPC版インターネット視聴率情報の分析結果によると、インターネット利用者数はPCからが5237万人、スマートフォン(アプリとウェブサイト両方)からが3874万人となり、スマートフォンのネット利用者数がPCのネット利用者数の74%の規模に拡大した。20代や30代ではスマートフォン利用者数がPCを上回り、特に20代のスマホ利用者数はPCの約2倍になっているという(下欄ニールセン提供の図表参照)。

カテゴリ別ではPCの7カテゴリに対し、スマートフォンは8カテゴリでPCを上回る利用者数を獲得。アイコンを見ると航空券サービスはスマートフォンからの利用者が多くなっているようだ。

また、「オンラインモール」と「ビデオと映画」も2月にPCとスマートフォンの利用者数がほぼ同数となった。そのうち、すでに楽天市場は昨年12月にスマートフォンからの利用者が上回っていたが、AmazonやYouTube、ニコニコ動画運営のニワンゴでは2月がPCからスマートフォンにシフトするタイミングとなった。

さらに、100万人以上が利用するサイトの6割が、スマートフォンにシフトしており、利用者が多いサイトほどスマートフォンでの利用が進んでいる。ニールセンでは、スマートフォンにあわせたユーザビリティの向上で、さらに利用者数を増加できるとし、スマートフォンへのシフトに成功する自社の競合社等の情報が、自社サービスの改善に有益であるとしている。

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