観光庁、ビジット・ジャパン「官民連携事業」の事業化アイディアを決定

観光庁は2014年度のビジット・ジャパン「官民連携事業」で、公募していた事業アイディアの中から事業化する10件を決定した。2014年2月13日~2月28日までの公募期間中に、181件の応募があったという。2014年度中に具体的に事業化することとし、そのため、事業アイディアごとに規格競争を実施する予定だ。

選定した10件の事業は以下の通り。


【2014年度ビジット・ジャパン「官民連携事業」で事業化することとしたアイディア案(概要)】

  1. 多業種の日系企業が連携し、各企業のブランド力を結集して集中的に行う訪日旅行促進イベント・
    キャンペーン
  2. 多言語による世界的な旅行サイトと連携し、各国向けWEB ページ上に、各国で人気のあるコンテンツを制作して魅力を発信。さらに、旅行サイトのユーザーデータの活用によりマーケティング分析を実施
  3. 多数の国において放映されている国際的なチャンネルを活用するとともに、世界的に有名な日本食の料理人と連携し、無形文化遺産「和食」を中心に映像を活用して日本の魅力を発信
  4. 訪日外国人向け免税制度改正を契機とし、多業種の日系企業の海外ネットワークを活用した免税PR と、キャンペーン等によるショッピングツーリズムの促進
  5. 各国で広く利用されている旅行商品予約サイトと、海外アニメファン等向けのサイトが連携し、オタクカルチャーの魅力発信から訪日旅行商品購入までを一元化することによる訪日促進
  6. 海外の放送局とネットワークを有する企業と連携し、中東等潜在的な需要が見込める市場における日本旅行番組の制作と、映像やWEB 活用による日本の魅力発信
  7. イスラム圏へ向けた、日本のハラル対応施設(ホテル・レストラン・観光地等)の紹介番組制作と、当該映像の自由な使用を認めることによる多面的な情報発信
  8. 海外の大手トラベルガイドと連携することにより多言語で日本の魅力を多数国に発信
  9. 国内のユニークベニューで、外国人向けに開催する伝統文化等のクールジャパンイベントを、日系企業の海外ネットワークを活用して海外へ情報発信
  10. 2014年FIFAワールドカップブラジル大会で、世界中から集まるサッカーファンとブラジル人向けに日本の魅力を発信

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