ピーチ・アビエーション(MM)は、2013年3月期の決算を発表した。それによると、営業収入は、路線網が拡大したことから、前年年度143億8700万円から305億9500万円に大幅に増加。営業損益は前年度の9億6,000万円の損失から20億700万円の利益に転換し、経常損益も前年度の12億100万円の損失から17億1,000万円の利益に改善した。
最終的に当期純利益10億4,600万円(前年度12億900万円の損失)を計上。2012年3月に就航して3年目で単年度黒字を達成した。当期の平均搭乗率は83.7%(有償ベース)、有償旅客数は約300万人。
ピーチ・アビエーションは、今期夏期スケジュールで実施されるパイロット不足による計画減便によって、およそ30億円の減収を予測。しかし、那覇空港の拠点化を予定通り展開するなど事業計画を堅実に遂行していくことで2014年3月期は増収を見込んでいる。