スペインのマドリードにある王立サン・フェルナンド美術アカデミーで、2014年7月15日~8月15日まで、「関口照生写真展『支倉の道』」が開催されている。日本スペイン交流400周年の閉幕記念として、日本スペイン交流400周年実行委員会と在スペイン日本大使館が主催するもの。
日本とスペインの交流のきっかけとなった慶長遣欧使節団が400年前にたどった道のりを写真家の関口照生氏が再訪し、石巻からメキシコ、スペイン、ローマ使節団の大使だった支倉常長らが見た景色、心象を描いている。昨年10月の仙台市での開催を皮切りに、石巻市や名古屋市、東京などでも開催し、好評を博していた。