NTTドコモがマートフォンを持つ20代~30代の母親を対象に実施した海外旅行に関する調査によると、回答者の96.4%が海外旅行に不安を感じているという。具体的には、現地の治安(78.2%)を筆頭に、盗難・暴力などの事件・犯罪(57.8%)、現地でのコミュニケーションや語学力(54.8%)、衛生面(50.0%)、急な体調の変化、病気、けが(49.0%)など多岐にわたる。実際のトラブル遭遇率は63.0%で、語学力に関する内容が最も多かった。
海外旅行のトラブル回避策として効果的だと思っていることは、その国に関する情報収集(55.6%)、海外旅行保険に加入(37.6%)、ガイドブックを持ち歩く(32.8%)など。海外でのスマートフォン利用率は3割だが、今後の利用意向では9割の支持を獲得しており、翻訳(84.0%)、現地でのクーポン利用(71.4%)、必要な日にちだけ使える国際電話(65.4%)などが上位にあがった。
調査は2014年4月、20代~30代のスマートフォンユーザー500人を対象に実施した。
(トラベルボイス編集部)