ハウステンボスの2014年9月期の第3四半期(2013年10月~2014年6月)の決算は、売上高が前年比27.1%増の200億5000万円、営業利益は67.8%増の60億3500万円、経常利益は58.2%増の67億2400万円、当期純利益は4.5%増の41億200万円となった。経常利益には、佐世保市からの再生支援交付金5億4900万円が含まれており、第3四半期の時点で、前年通期実績の57億3000万円を上回る結果となった。
期間中は、イルミネーション「光の王国」とチューリップ祭などの相乗効果で入場者数が増加したほか、4月以降も「九州最大級の芝桜」や「100万本のバラ祭」、「国内最多800品種のあじさい祭」など、花をテーマにした新イベントを企画。これにより、入場者数は14.7%増の209万6000人、宿泊者数も16.3%増の22万7000人に増加した。
入場者数のうち、訪日外国人客は35.7%増の15万9000人と大きく増加。しかし、外国人の宿泊客は13.1%減の1万5400人となり、日帰り客が増えている。
この好業績を受け、2014年9月期通期の予想を、売上高は22%増の265億円、営業利益は40%増の67億円、経常利益は35%増の77億円に上方修正。あわせて、入場者数は20%増の297万人、宿泊者数は16%増の32万人になると見込む。
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- 遊園地・テーマパークの収入高ランキング、好調のUSJが13%増で2位 ー帝国データバンク
(トラベルボイス編集部)