日本航空(JL)の2014年7月の国際線輸送実績は、旅客数が前年同月比0.4%増の66万8448人、有効座席キロ(ASK)が同3.9%増、有償旅客キロ(RPK)が同2.1%増となり、利用率は76.1%で今年度で最高を記録した。
旅客数が前年を上回った方面は、太平洋線(同7.5%増)、オセアニア線(同13.8%増)、グアム線(同5.4%増)、中国線(同4.9%増)。韓国線は同11%減と前月に引き続き10%以上の減少率となった。このほか、欧州線も同6.9%減。バンコク線を含む東南アジアはASKが同10.3%増となったものの、旅客数は同5.1%減と前年割れ、利用率も66%と唯一70%を下回った。
国内線の旅客数は同2.5%増の201万3514万人。有効座席キロ(ASK)が同5.7%減だった一方、有償旅客キロ(RPK)は同2.8%増となったことから、利用率は64.9%となり、今年度で最高を記録した。