ヤフーがソーシャルメディア投稿をリアルタイムで検索する「なう検索」公開、現地情報などで活用見込む

ヤフーは、2014年8月29日から「Yahoo!検索」に新しい機能として「なう検索」を公開した。「なう検索」とは、「Yahoo!検索」で検索したいキーワードの後ろに「なう」をつけて検索することでTwitterやFacebookなどソーシャルメディアの投稿を簡単検索することができるもの。ヤフーは、この機能を公開することで、「Yahoo!検索」と「リアルタイム検索」の利便性を高め、さらなる利用者の拡大を目指す。

「なう検索」では、ブラウザの検索エンジンを「Yahoo!検索」に設定していればYahoo! JAPANトップページやブラウザの検索窓から手軽にTwitterやFacebookの投稿が検索可能だ。旅行の分野でも、天気や交通、現地情報など様々な情報で活用が見込まれる。

ソーシャルメディアの投稿を検索する機能としては、同社は従来「リアルタイム検索」でサービスを提供してきた。TwitterとFacebookの両方の投稿を検索できるもので、近年のユーザ数は顕著な伸びを見せていたという（下グラフを参照）。こうしたことから、同社は「リアルタイム検索」による最新情報の収集のニーズが高いと判断し、「なう検索」の機能提供を開始したという。

ヤフー・ジャパン、プレスリリースより

なお、「なう検索」の際は、検索キーワードと「なう」の間にスペースが必要となる。

（トラベルボイス編集部）