遅れやすい航空会社は? LCCピーチがトップで遅延率2割超に -2014年4〜6月 (国交省)

国土交通省はこのほど2014年(平成26年)4~6月の特定本邦航空事業者航空輸送サービスに係る情報公開を行った。それによると、遅延率(出発予定時刻よりも15分終えて出発した便が対象)は、前年同期実績の5.40%を上回る7.85%となった。

最も遅延率の高かった航空会社は、ピーチアビエーション(MM)で21.59%。平均のほぼ3倍となった。そのうち13.16%が機材繰りによる遅延。次に高かったのがスカイマークで13.97%。ジェットスタージャパン(GK)も13.79%と平均を大きく上回る遅延率となった。平均を下回ったのは、JAL(6.38%)、ANA(6.22%)、エアドゥ(5.02%)、バニラエア(4.01%)だった。

国交省プレスリリースより

なお、国交省が発表している「特定本邦航空事業者航空輸送サービスに係る情報公開」は「航空の利用者が自己責任により自由かつ的確に航空輸送サービスの選択を行うことが可能に」することを目的に毎年4半期毎に発表。また、比較については「対象となっている路線が各航空会社によって異なっており、路線毎・季節毎に欠航・遅延の特性が異なることから、単純な比較には適さない。」としている。

(トラベルボイス編集部)

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