富士急行は2014年7月26日から開始した成田空港発着の特急「成田エクスプレス」の富士急行線河口湖駅までの直通運転を、当初の9月末から11月末まで延長することを決定した。当初の乗客数を上回る好調な推移を受けて決定したもので、運行1か月で乗客数は3000名に達したという。
特に成田エクスプレスの大月駅/河口湖駅間における外国人観光客の利用者割合は約30%に及ぶ。今回の期間延長により、外国人観光客の富士山エリアへのアクセスを継続し、地域の観光振興に貢献していく考えだ。
外国人観光客以外でも、東京や成田空港へ行く手段として、富士急行線沿線の在住者から好評だという。秋の行楽シーズンでは東京方面から富士山・富士五湖エリアへ行く需要も期待している。
(トラベルボイス編集部)