デルタ航空、ロサンゼルス発着路線をさらに拡充、ロンドン、バンクーバーに直行便就航

デルタ航空(DL)は、米ロサンゼルスからのネットワークをさらに拡大する。2014年10月26日からはジョイントベンチャーパートナーであるヴァージン・アトランティック航空(VS)と共同でロンドン・ヒースロー線に就航する。また、デルタ・コネクションのコンパス・エアーは、11月にメキシコ・モントレイ線に、12月にはバンクーバー線に就航する。これは、ロサンゼルスのエンターテイメントおよび映画業界関係者の利用頻度の高い路線を拡充するという同社方針に基づくもの。

デルタ航空は、昨年秋にロサンゼルス/サンフランシスコ線で1時間に1本のシャトル便体制を整えるなど、この1年でロサンゼルス発着路線を拡充してきた。2014年末までには、ピーク日のロサンゼルス発着便は47都市150便にのぼる見込み。特に、アトランタ(1日10便)、デトロイト(1日5便)、ニューオリンズ(1日3便)は、ロサンゼルスに乗り入れている航空会社のなかでは最多となる。

ロサンゼルス空港では現在、2億2,900万ドルを投じて第5ターミナルの施設を改装中で、発券ロビーとセキュリティチェックのエリアを2倍の広さに拡張するプロジェクトと、優先サービス「スカイプライオリティ」専用のロビーエリアと専用セキュリティチェックの設置、ラウンジ「デルタ スカイクラブ」の改装、バゲージクレームの追加を進めており、今年11月には西側エリアの工事が完了する予定。

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