プリンセス・クルーズはこのほど、「ディスカバリー・アット・シー」の制作を発表した。世界最大の有料テレビ会社、ディスカバリー・コミュニケーションズのライセンス部門、ディスカバリー・コンシューマー・プロダクツとの共同制作で実現したもの。
「ディスカバリー・アット・シー」は、ディスカバリー・ネットワークの所有する豊富なブランドや番組をベースにしたテーマ型の船内参加型アクティビティーや寄港地ツアー。視聴率の高い「ディスカバリーチャンネル」、「アニマルプラネット」、「サイエンスチャンネル」などの番組コンセプトに基づき、寄港地の自然、野生動物、歴史などを臨場感あふれる方法で体験できる内容となっている。
具体的には、全く新しい視点で星空を楽しむ「ディスカバリー・アンダー・ザ・スターズ」、海に関するトリビア・クイズなどを行う「シャーク・ウィーク・アット・シー」、シェフからパン作りやケーキのデコレーションを学ぶ「「TLC」の洋上パン作り」など。寄港地ツアーには、人気番組「ゴールド・ラッシュ」にちなんだ金の採掘ツアー「ゴールド・ラッシュ」、寄港地の動物と近距離で交流できるツアー「アニマルプラネット」、人気の食品や飲料が農場から食卓に届くまでの流れを紹介する「ハウ・イッツ・メイド」などがある。いずれも2015年初頭にプリンセス・クルーズの客船でスタートする。
プリンセス・クルーズのジャン・スワーツ社長は、「今回の新しい企画は、旅への情熱をかき立てるプログラムになっている」と述べ、ディスカバリー・コンシューマー・プロダクツのシニア・ヴァイス・プレジデント、ニコラス・ボナード氏は、「両社のブランドが最高の形で融合し、お客様に知的好奇心を刺激するユニークな体験を提供できる」と述べている。
さらに、船上では「ディスカバリーチャンネル」や「アニマルプラネット」などの人気番組を含む各種TV番組の放映も予定。期間限定で、ディスカバリー・ブランドのお土産品も販売する予定だ。