第2種旅行業の日本国際旅行開発が破産開始決定、負債総額は4億5000万円

東京商工リサーチによると、大阪府八尾市の第2種旅行業者でパッケージ商品を主体としていた日本国際旅行開発は2014年11月7日、大阪地裁から破産開始決定を受けた。負債総額は約4億5000万円。破産管財人には吉田豪弁護士(弁護士法人淀屋橋・山上合同)が選任された。

同社は1987年9月に設立され、国内旅行を中心に海外旅行も一部取扱うことで地元企業や一般顧客を対象とした事業展開を実施していた。ピーク時の1994年7月期の売上高は約5億2000万円を計上したものの、その後は不況や他社との競合などで業績が悪化。2013年7月期には売上高が約3億800万円までに落ち込み、その後回復することなく事業継続が困難となった。


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