JAL、顧客サービス分野で初の接客トライアル開始、耳に付けない会話支援機器で

日本航空（JL）は、新サービス商品・サービスの導入やアスリートやアントレプレナー（起業家）などのサポートを通じて新たな価値の創造に挑戦する「チャレンジJAL」の一環として、2015年1月から1か月、耳に付けない会話支援機器「COMUOON（コミューン）」を活用した接客トライアルを行なう。

コミューンは、JALが協賛したビジネスコンテスト「フクオカ・グローバルベンチャー・アワーズ」で、最優秀賞を獲得したユニバーサル・サウンドデザイン社の製品。従来の補聴器や助聴機のように難聴者が装着するのではなく、話し手側が聞き取りやすい音や声を作り出すことで会話の改善を図るもの。日本耳鼻咽喉学会総会・学術講演会において、外来診療時の南朝の患者とのコミュニケーションで有用と報告されている。

顧客サービスの分野で活用されるのは、今回が初めて。トライアルは、有楽町JALプラザ内の接客カウンターで行なう。