外務省、トルコ・イスタンブール旧市街で発生した自爆テロ事件で注意喚起

外務省は2015年1月6日にトルコ・イスタンブール旧市街で発生した自爆テロ事件に伴い、1月7日付で注意喚起を発信した。スルタンアフメット地区にある観光警察署で、実行犯と思われる女性と警察官1名が死亡、警察官2名が負傷した事件で、左翼系反政府武装組織「革命人民解放党/戦線(DHKP/C)」が犯行声明を出した。

また、1月1日にはイスタンブール大市ベシクタシュ市ドルマバフチェ宮殿正面(ヨーロッパ川新市街)にいた衛兵2名に、手製の手りゅう弾2発の投てきと、銃撃を行なった不審者が警察に拘束される事件も発生。死傷者はいなかったが、この事件もDHKP/Cが与党AKPへの報復のために実行したとの犯行声明を出していた。

以上のことから外務省では、トルコに渡航・滞在を予定する人に最新の情報入手と安全対策に留意し、軍・警察関係組織の所在する建造物付近に不用意に近づかないよう呼びかけている。

みんなのVOICEこの記事を読んで思った意見や感想を書いてください。

観光産業ニュース「トラベルボイス」編集部から届く

一歩先の未来がみえるメルマガ「今日のヘッドライン」 、もうご登録済みですよね?

もし未だ登録していないなら…