日本航空(JL)の2014年12月の国際線輸送実績は、旅客数が前年同月とほぼ同じ63万6800人、有効座席キロ(ASK)は前年同月比1.2%増、有償旅客キロ(RPK)も同1.5%増となり供給・需要とも増加した。利用率は73.2%。
旅客数が前年を上回った方面は、太平洋線(同2.3%増)、東南アジア線(同4.1%増)、オセアニア線(同4.1%増)、中国線(同0.2%増)。韓国線は同13.9%減となり、前月に引き続き二桁の減少となり、回復の兆しが見えてこない。このほか、欧州線は同10.6%減と引き続き苦戦。グアム線は同0.5%減となった。
国内線の旅客数は同1.2%減の246万460万人。有効座席キロ(ASK)が同1.5%減、有償旅客キロ(RPK)は同1.4%減となり、供給も需要も微減した。利用率は61.3%となり、前月実績から10ポイント以上下がった。