HIS出資の訪日旅行会社、外国人向けスマホアプリで「タビナカ」支援、飲食店など加盟店募集を開始

2011年からHISと資本・業務提携をしているジャパンホリデートラベルは、2015年2月2日から訪日外国人向けの行動支援アプリ「ichiban point」 の加盟店募集を開始した。このアプリは、 台湾・香港・中国・タイからの個人旅行の訪日外国人旅行者を対象としたもので、ユーザーが加盟店で利用するとポイントが貯まるもの。同社がマハロコムと共同で開発したもので、ユーザーへのサービス開始は2015年4月1日を予定している。

ジャパンホリデートラベルは、2001年から訪日旅行専門の旅行会社として団体客の取扱を中心に展開してきた第2種旅行業者(大阪)。これまでの経験から、訪日旅行者のニーズにあったアプリを展開していく計画だ。対応言語エリアの5カ国の旅行会社約40社との提携を活用して、初年度の会員目標数を3万人としている。一方、加盟店としては百貨店や免税店などの物販店、ホテルレストランを含む国内飲食店など「タビナカ(旅行者の旅行中の行動)」で接点をもつ店舗を想定。順次、その領域を増やしていく計画で、初年度は、首都圏700店舗、関西300店舗の加盟店との契約を目指す。

同アプリは、GPS機能で店舗位置情報が検索が可能。中国語(簡体・繁体)、韓国語、英語、タイ語の5言語に対応しており、 加盟店が位置情報をもとにしたプッシュメールを送信するなどで効果的な集客ができるものとしている。

展開イメージは以下のとおり。

同社資料より

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