日本気象協会は、2015年3月6日、最新の長期予報および日本全国88地点における桜開花予想を発表した。今回より桜の満開日の予想も含まれており、開花が最も早いのは高知県高知市の3月21日で平年よりも3日早め(満開予想日は3月31日)、東京都心の開花日は平年並みの3月26日(満開予想日は4月2日)となっている。
地域ごとに発表された予報とコメントは以下のとおり。
▼気温の長期予報
- 北日本:3月は平年より高い、4月は平年並みか低い、5月は平年より低い
- 東日本:3月と4月は平年並みか高い、5月は平年並み
- 西日本:3月、4月、5月とも平年並み
▼桜の開花予報
- 九州地方:九州の桜はほぼ平年並みの開花となる見込み。開花から満開までは1週間から10日程度で、3月末から4月初め頃には各地で美しい満開の桜を楽しめそう。
- 四国地方:四国地方の今年の桜の開花は、ほぼ平年並みの予想。高知市では平年より3日早く、3月19日に全国に先駆けて開花する見込み。
- 中国地方:この先も寒暖の差が大きいものの、少しずつ季節は進み、中国地方の桜は3月中には咲き始める。4月の入学式前には、満開になる所が多くなる見込み。
- 近畿地方:近畿地方では、気温は平年よりやや高めに推移する見込み。桜の開花も促され、和歌山市では春分の日を過ぎてすぐの開花となりそう。
- 東海地方:月の気温は平年並みで、東海地方の桜の開花は、静岡の3月23日からスタートする見込み。
- 関東地方:この先1ヶ月を通しての気温はほぼ平年並みで、桜の開花も平年並みの所が多い見込み。
- 甲信地方:長野県の桜の開花は、平年より早い所が多い見込み。3月31日に飯田市で開花し、その後桜前線はやや足早に北上し、4月16日には大町市に到達する見込み。
- 北陸地方:北陸3県は3月の気温は平年より高くなる可能性が高いため、桜の開花は平年より1~2日早くなる見込み。4月初めに開花し、入学式では美しい桜が迎えてくれる見込み。
- 東北地方:桜の開花はほぼ平年並みの見込み。福島県内では4月初めには咲き出す所がある見込み。
- 北海道:この先の気温は、3月は平年より高くなるが4月は平年並みか低い予想。開花は平年並みで、GW中に各地で開花する見込み。
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