バブル世代のアラフィフ女性は買い物前に入念に情報収集、テレビ・ネット・新聞などでトレンド把握

マーケティング事業を行うリサーチ・アンド・ディベロプメントは、国内首都圏のアラフィフ世代(45歳から54歳まで)にあたる女性の行動や意識に関する調査報告をまとめた。それによると、アラフィフ女性は「情報収集よりもまずは行動」と考える割合(21%)は全世代を通じて最も少なく、逆に「行動を起こす前に十分下調べをする」考える人は68%で、30歳前後(アラサー世代)以下とほぼ同等であることが分かった。

また、買い物をする際、アラフィフ女性は他の世代と比較すると「テレビコマーシャル」を参考にする割合が多く、さらに「新聞の折り込みチラシ」「インターネット」など複数の情報源を参考にする傾向も強いことが判明。

同社ではこの結果について、「Hanako世代」「バブル世代」とも称されるアラフィフ女性は"情報誌"でトレンドを追うスタイルを確立した世代であると同時に、時代に合わせてネットを活用した情報収集などもうまく行っていると分析。新旧の良さを取り入れながら様々なメディアを使って「トレンドをおさえる」ことに貪欲であることに特徴があるとしている。

情報収集と行動に関する世代別の意識は以下のとおり。

リサーチ・アンド・ディベロプメント社:報道資料より

買い物前の情報収集に利用するメディアは以下のとおり。

リサーチ・アンド・ディベロプメント:報道資料より

今回の調査は、同社が1982年以降実施している生活総合ライフスタイル調査「CORE」のデータに基づいたもの。調査時期は毎年10月で、対象エリアは首都圏40キロメートル圏。対象者は18歳から79歳までの男女個人、サンプル数は3000。

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