日本政府観光局(JNTO)発表による訪日外国人数をオーストラリア・アメリカ・イギリスの3カ国比較でみると、2015年3月はオーストラリアが前年比36.9%増の2万9200人、アメリカが同18.1%増の9万5600人、イギリスが同25.8%増の2万5200人となった。3カ国すべてが3月として過去最高を記録したほか、アメリカとイギリスは単月での過去最高も記録している。 3月の状況についてJNTOでは、各国にて桜のシーズンに合わせた訪日意欲が向上したうえ、特にオーストラリアとイギリスではイースター休暇と合わせた訪日旅行が大幅増につながったとし、引き続き4月の旅行者増も期待できるとみている。アメリカでは海外旅行全般の需要が拡大基調にあるなか、旅行会社各社による春夏の訪日旅行商品や旅行博出展、旅行代理店向けセミナーなどの相乗効果があらわれた。 直近12カ月の推移は以下のとおり。
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