定期航空会社の運航データを分析しているイノバータ社は、2015年年5月時点の世界の航空座席供給ランキングを発表した。それによると、航空会社別では、トップはユナイテッド航空。座席キロ(ASK)ベースで同1.3%増の79億2264万座席キロを供給した。アジアの航空会社では、中国南方航空が8位、中国国際航空が13位、中国東方航空が14位、キャセイパシフィック航空が15位、シンガポール航空が18位、ANAが20位に入った。
座席供給量トップ20は以下のとおり。
- ユナイテッド航空
- デルタ航空
- エミレーツ航空
- アメリカン航空
- サウスウエスト航空
- ルフトハンザ航空
- ブリティッシュ・エアウェイズ
- 中国南方航空
- USエアウェイズ
- ターキッシュ・エアラインズ
- エールフランス
- ライアンエア
- 中国国際航空
- 中国東方航空
- キャセイパシフィック航空
- カタール航空
- エアカナダ
- シンガポール航空
- KLM
- ANA
また、LCCに限ってみると、サウスウエスト航空がトップで、同16.5%増の44億7214万座席キロを供給。このほか、ジェットスターが10位、エアアジアが13位、エアアジアXが17位、セブ・パシフィック航空が19位に入った。
アライアンス別では、スターアライアンスの供給量が最も多く、週12万7780便(前年比0.7%増)を運航し座席数は1769万7512席(同5%増)。続いて、スカイチームが週11万1224便(同3.6%増)の運航で1612万9548席(同5.7%増)を提供。ワンワールドは、週9万5235便(同1.0%減)の運航で1320万5925席(同0.0%)を提供した。