中国「銀聯(ぎんれん)カード」など複数の決済方法に対応する新システム、免税書類手続きや多通貨決済も ―NTTデータ

NTTデータは、2015年9月より中国「銀聯(ぎんれん)カード※」や韓国「シンハンカード」などを含む多数のクレジットカードや電子マネーに対応できる決済システムを販売開始する。訪日した外国人旅行者の買い物で欠かせない免税書類の発行や多通貨による決済機能も搭載。訪日外国人旅行者の対応に活用できる。

※銀聯(ぎんれん)の発音は、「Yin Lian(イン・リエン)」。

システム名は「CAFIS Arch(キャフィス・アーチ)」。1台導入すれば多彩なクレジットカードや電子マネーの決済機能に対応できる点が特徴だ。これまで飲食店などの店舗では、決済手段ごとに複数の端末を導入する必要があったが、同システムはサーバー側で対応機能を制御できるため、導入後に決済手段を追加する場合にも端末を導入しなおす負荷がかからなくなるもの。

同時に、店舗に設置する端末ではなくスマートフォンやタブレットを使った決済も可能となるうえ、電子サインやポイント管理といった付帯機能にも対応。売上管理機能にも使用できるため、店舗側の業務効率化も期待できる。

導入後に利用できるサービスの内容は以下のとおり。

NTTデータ:報道資料より

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