楽天と金沢市が連携強化、地元企業の販路拡大や観光誘客をサポートなどで

楽天と金沢市は、2015年6月2日、同市の地域活性化や地元企業の事業促進を目的とした包括連携協定を結んだ。楽天が提供する各種サービスやセミナー活動を通じて、金沢市の「事業者の販路拡大」「地場産品の魅力発信・販路拡大」「観光誘客・振興」などを後押ししていく計画だ。

楽天は2015年3月に金沢支社を設立。富山・石川・福井の3県を統括する拠点に位置付け、「楽天トラベル」の契約施設やネットショッピングサービス「楽天市場」の出店店舗へのの対応強化に注力してきた経緯がある。今回の包括協定により、楽天は金沢市との連携をさらに強めていくことになる。

包括協定内容として掲げられている項目(予定)は以下のとおり。

  • 事業者の販路拡大に関する事項

    各種ECセミナーの開催(女性支援、起業家育成、商店街活性化など)

  • 地場産品の魅力発信・販路拡大に関する事項

    金沢かがやきブランド認定商品等の紹介や販売の検討

  • 観光誘客・振興に関する事項

    金沢市内の宿泊施設や旅行者の動向についてのセミナー開催

なお、楽天は同日、富山銀行との業務提携契約も締結。富山銀行の取引先とネットショッピングサービス「楽天市場」の出店店舗とのマッチングビジネスを開始することを発表した。

楽天はこれらの取り組みをを通じ、広く北陸エリアの地域発展に貢献していく考え。

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