旅行業公正取引協議会が内閣府特命担当大臣から「景品表示適正化功績者」として大臣表彰を受けた。景品表示法に基づいて認定された公正競争規約の運用を通じ、景品表示法の目的の達成に顕著な功績があったとして表彰されたもの。
旅行業公正取引協議会は1985年に設立。今年30周年となり、これまで、違反防止に向けた景品類の提供や表示規約に関する相談や指導、規約の適正運用や公正取引に関する法令周知を徹底して努めてきた。各地で規約説明会やコンプライアンスセミナー、表示適正化検討会などを毎年開催してきた一方で、昨年には消費者の認識や社会の変化にあわせ、規約の一部変更も行なった。
同協議会では今後も、消費者の目線を重視し、規約の適正な運用を図っていくとしている。