ANA、国際線の利用率が全方面70%超に、アジア好調 ー2015年5月実績

全日空(NH)が発表した2015年5月の旅客輸送実績によると、国際線の旅客数は前年比11.1%増の64万4151人となり、4月に続いて二桁の伸びとなった。有効座席キロ(ASK)は同2.0%増に留めたが、有償旅客キロ(RPK)は4.9%増を達成。利用率は73.1%となり、4月の実績を上回った。

方面別の旅客数を見ると、北米/ホノルルは同0.2%減の14万639人となったものの、ヨーロッパは同1.3%増の5万9905人、アジアは同16.9%増の44万3607人と前年を上回った。利用率は全方面で70%を超え。

一方、国内線の旅客数は同1.0%減の317万4157人と微減。ASKを同2.5%減と供給を絞りつつも、RPKは同0.9%増で推移。利用率は62.8%となり、4月実績を上回った。

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