7000人超の大型国際会議を神戸市に誘致成功、2019年開催の「国際リハビリテーション医学会」

世界26カ国から約7000人が集まる大型国際会議「国際リハビリテーション医学会(International Society of Physical and Rehabilitation Medicine)」が2019年、神戸市で開催される。日本、オーストラリア、インドの3カ国が開催地として立候補する中、 投票で選ばれた。日本での開催は、1997年に前身であるIRMA が京都で開催された以降、1999年に新たに国際リハビリテーション医学会(International Society of Physical and Rehabilitation Medicine ISPRM)が設立されてから初めて。
誘致にあたっては、神戸市や日本リハビリテーション医学会が観光庁と連携し、厚生労働大臣、JNTO理事長名による招請状を発出。国際本部事務局の神戸視察の際に行った、学会主催者や日本政府観光局(JNTO)、神戸国際観光コンベンション協会らによる積極的なPRや、6月のベルリン総会での招致委員会による映像を交えたプレゼンテーションも奏功したようだ。

神戸市は、産学官連携により21世紀の成長産業である医療関連産業の集積を図る「神戸医療産業都市」 を推進しており、同2019年に「国際義肢装具協会世界大会」(ISPO 5000人)の開催も決定。東京オリンピック・パラリンピックの開催前年に、パラリンピックにも関連の深い医療分野の大型会議を連続して開催することで、海外に「医療先進都市・国としてのイメージを強く印象づけるとともに、国内でのパラリンピックへの関心を高める効果も期待されている。

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