エクスペディア・ジャパンは2015年9月の大型連休「シルバーウィーク」について、20~60代の男女500人に調査を実施した。これによると、シルバーウィークの認知は7割以上に及ぶが、連休中に旅行をする予定がある人、または検討している人は3割に満たないことが判明した。
ただし、旅行の予定がない回答者のうち、約半数が「予算が合えば海外旅行をしたい」と回答。金額別では5~10万円(26%)、10~20万円(22%)、3~5万円(18%)の順となった。
以上のことからエクスペディア・ジャパンでは、シルバーウィークから休みを少しずらすことでお得な旅行ができることを提案し、予算にあったプランを紹介。例えば、プーケットはシルバーウィーク後に2日有休をつけるだけで、カレンダー通りの旅行よりも最大20万円安い旅行が可能だという。
▼シルバーウィーク旅行先・人気ランキング
一方、同社のシルバーウィーク期間の予約状況から導き出した海外旅行の行き先ランキングでは、1位は台北で上位3方面をアジアが占めた。夏休みとは別に2回目のサマーバケーションとして出かける人も多いことから、近場に人気が集まったとする。
伸び率でみてもトップ3はアジアで占めた。しかし、その顔触れは1位がプーケット、2位がセブ島で、エクスペディア・ジャパンでは「首都より一歩奥にあるアジアンリゾートの人気が高まっている」と指摘。安く、短い日数で行ける上に、その国の文化が深く根強く場所の旅行として「安・“深”・短」が、シルバーウィークの旅行で注目されているとしている。