日本政府観光局(JNTO)によると、2014年に日本で開催された国際会議実績は、件数・参加人数とも過去最高を更新した。2012年以降、右肩上がりの推移を続けている。
民間企業以外が主催する3か国以上の50名以上が参加する会議が対象で、開催件数は前年比6.7%増の2590件に増加。都市別では1位が東京23区(2.2%増の543件)、2位が福岡市(32.8%増の336件)、3位が京都市(14.7%増の202件)で、前年を上回る実績となった都市が多かったという。
参加人数は39.7%増の199万5000人で、そのうち外国人参加者数は30.9%増の17万8000人となった。国内団体が主催する会議への参加や、展示会の併催会議の増加により、人数が伸びたとみている。
なお、JNTOでは2015年以降もこのトレンドが続くと予想。特に、地方自治体の意識の高まりで、地方都市での伸びが期待できるとみている。