エクスぺディアは2015年9月30日、福岡に国内で4店舗めとなる九州支店を開設した。同社が九州でのインバウンド需要に着目、事業強化を行うもの。
同社の予約件数を基にした分析では、福岡における訪日外国人旅行者の伸び率はここ1年で2.3倍を記録、九州全体では2.4倍を記録した(冒頭画像。2015年1-6月と2014年1-6月の予約件数を比較した伸び率)。
また、福岡に訪れる旅行者の割合は、韓国からが41%と最多、次いで香港が29%など、旅行市場が急速に成長しているアジアが中心となっていることも明らかになっている。
福岡を訪れる外国人旅行者の構成は以下のとおり(2015年上半期の予約件数ベース)。
こういった状況を背景に、同社は九州支店設立に伴い、福岡では旅館やゲストハウスといった「ホテル以外」の宿泊施設を増強する一方、福岡以外では熊本・長崎・大分・鹿児島をメインとして新たな施設を獲得していく計画をあわせて発表した。
2015年下期の目標値は、福岡と九州全体について「同社経由での予約件数・前年比2.5倍」を目指すとしている。
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